ハードウェアウォレットLedger Nano Gen 5が届いた後にやるべきことがある。
初期設定だ。
デバイスを起動する。
PINコードを設定する。
リカバリーフレーズを紙に書き留める。
専用アプリと接続する。
アカウントを作る。
受取アドレスを確認する。
この流れを慎重に進める必要がある。
Ledger Nano Gen5は初心者でも扱いやすい機種だと思う。操作そのものは難しくない。
だが、リカバリーフレーズの扱いを間違えると資産を全て失う危険がある。もはやハードウェアウォレットを買った意味がなくなってしまうのだ。
- 1 ハードウェアウォレットで最も重要なのはリカバリーフレーズの管理
- 2 リカバリーフレーズはLedgerデバイス内で新しく生成される
- 3 写真に撮らない。スマホ、PC、クラウドに保存しない。
- 4 周囲に人がいない環境で初期設定する
- 5 リカバリーフレーズを書いた紙は極秘物のため厳重に管理する
- 6 リカバリーフレーズの確認は面倒でも絶対に省かない
- 7 Ledger公式からリカバリーフレーズを聞かれることはない
- 8 デバイスのPINコードも軽視しない
- 9 Ledgerデバイスが壊れても、リカバリーフレーズがあれば復元できる
- 10 デバイスをリセットすれば新しいリカバリーフレーズは作れるが、意味なく繰り返すべきではない
- 11 Ledger Nano Gen 5の初期設定は慎重さが必要
ハードウェアウォレットで最も重要なのはリカバリーフレーズの管理

ハードウェアウォレットの初期設定で最も重要なのは、リカバリーフレーズを正確に書き留めて、誰にも漏らさず紛失しないように保管することだ。
リカバリーフレーズは、ウォレットを復元するための24個の英単語だ。
Ledgerデバイスを紛失しても壊しても、リカバリーフレーズがあればウォレットを何度でも復元できる。
逆に言えば、リカバリーフレーズを失えばウォレットは復元できなくなる。
さらに、リカバリーフレーズを他人に知られれば、その人に資産を奪われる危険性がある。
リカバリーフレーズは自分の暗号資産を復元できる鍵で、デバイスよりもはるかに重要だ。
デバイスは何度でも買い直せるが、リカバリーフレーズを失えばそのウォレット内の資産を復元できなくなる可能性がある。
だから私は、何よりもリカバリーフレーズの扱いに注意した。
リカバリーフレーズはLedgerデバイス内で新しく生成される
Ledger Nano Gen 5を新しいデバイスとして初期設定すると、リカバリーフレーズはLedgerデバイス内で新しく生成される。
最初からリカバリーフレーズが書かれた紙が箱に入っているわけではない。
Ledgerデバイスの画面に表示された24個の英単語を自分で紙に書き留めるのが基本だ。
もし、購入した商品の中に最初からリカバリーフレーズが書かれた紙が入っていたら、その時点で危険だと考えた方がいい。
そのフレーズは第三者に知られている可能性があるからだ。
写真に撮らない。スマホ、PC、クラウドに保存しない。

リカバリーフレーズは、スマホやPCなどネットにつながったデバイスに保存してはならない。
ハッキングやウイルス感染で漏洩する危険があるから。
ハードウェアウォレットを買った理由は、秘密鍵をネット接続端末から切り離すためである。
それなのに、ウォレットを復元・所有できる最重要情報のリカバリーフレーズをスマホやPCに保存してしまったら、本末転倒だ。
Ledgerデバイスに表示された24個の英単語は、絶対にオンライン環境に保存してはいけない。
写真を撮らない。
スマホ、PC、クラウドに保存しない。
メールやチャットで送らない。
メモアプリに書かない。
スクリーンショットを撮らない。
リカバリーフレーズは、紙や金属プレートなどネットにつながらない形で記録・保管する。
私は、Ledgerデバイスの画面に表示されたフレーズを紙に書き留めた。
Ledgerの場合はリカバリーフレーズを書き留めるための専用シートが付属している。そこに書き留めればいい。
周囲に人がいない環境で初期設定する
リカバリーフレーズを書き留めるときは、周囲の環境にも注意すべきだ。
誰かに見られる可能性がある場所、監視カメラがある施設では設定してはいけない。
カフェやコワーキングスペースのような場所は避けた方がいい。
他人のスマホやパソコンのカメラが向いている環境も避けた方がいい。
リカバリーフレーズは一瞬でも見られたら危険だ。
だから私は自宅で設定した。一人で落ち着いて確認できる環境だから。
暗号資産の自己保管ではこういう慎重さが大事だと思っている。
リカバリーフレーズはただのパスワードとは機密性が違う。
もし誰かに漏れたら、そのフレーズと紐づいているウォレット内の資産を全て盗まれる可能性がある。
だから、最初にリカバリーフレーズを書き留める瞬間から慎重に取り扱うべきだ。
私はそう感じている。
リカバリーフレーズを書いた紙は極秘物のため厳重に管理する

Ledgerのハードウェアウォレットには、リカバリーフレーズを書き留めるための専用シートが付属している。
未記入のシート自体はただの紙だ。
重要なのは、そこにリカバリーフレーズを書き込んだ後。
24個の英単語を書き込んだ瞬間、その紙は極秘物になる。
私はLedgerデバイスに表示された単語を順番どおりに書いた。
このときに注意すべきは順番である。
リカバリーフレーズは、単語そのものだけでなく順番も重要だ。
1番目の英単語。
2番目の英単語。
3番目の英単語。
この順番を間違えるとウォレットを復元できない。
だから焦らず1つずつ確認した。
スペルの書き間違いがないか。
読みにくい字になっていないか。
似た単語と間違えそうではないか。
順番がずれていないか。
何回も見直して確認することで安心感を得ることが大事だ。
リカバリーフレーズの確認は面倒でも絶対に省かない
Ledgerデバイスでは、書き留めたリカバリーフレーズが正しいかチェックする画面が出てくる。
面倒に感じるかもしれないが、この確認をおろそかにしてはいけない。
リカバリーフレーズは、あとで復元するときに必要不可欠な情報だ。
少しでも書き間違えていたらウォレットを復元できなくなる。つまり資産を失う。
一文字の違い。
単語の順番違い。
読めない字。
紙の紛失。
こうしたミスが後から絶望的な問題になる。
だから、初期設定時の確認は省かない方がいい。たとえ面倒でもここは丁寧に確認してやりきるべきだ。
私は、設定を早く終わらせることよりも将来ちゃんと復元できる状態を確実に作ることを優先した。
面倒よりも安心を優先した。
Ledger公式からリカバリーフレーズを聞かれることはない
リカバリーフレーズを誰にも教えてはならないし、復元時以外は入力してはならない。
復元する場合も、PCやスマホではなく、Ledgerデバイスなど信頼できるハードウェアウォレットに入力する。
Ledger公式サイト。
Ledger Walletアプリ。
サポート担当者。
メール。
チャット。
SNSのDM。
どこであっても、リカバリーフレーズを聞かれたら詐欺を疑うべきだ。
「Ledgerがリカバリーフレーズ24単語を要求することはない」とLedger公式サイトでも明言されている。

もしPCやスマホの画面で「リカバリーフレーズを入力してください」と表示されたら、その時点で疑うべきだ。
特に怖いのは偽サイトや偽アプリ。
見た目が公式にそっくりなサイトやアプリ名やロゴを似ている偽物が存在する。
だから、商品の購入やアプリのダウンロードが必要な時は、そのサイトやアプリが本当に公式か否かを事前に確認することが大事。
リカバリーフレーズを入力する場所は、原則としてLedgerデバイス。スマホやPCなどのオンラインデバイスには絶対に入力してはならない。
このルールは厳守すべきだ。
デバイスのPINコードも軽視しない

リカバリーフレーズほどではないが、デバイスのPINコードも重要だ。
PINコードは、Ledgerデバイスを解錠するために使う。
デバイスを誰かに触られたとき、PINコードが分からなければ操作できないため、勝手に送金されることを防げる。
だから、PINコードも雑に決めない方がいい。
生年月日。
単純な連番。
他のサービスで使い回している数字。
他人が推測しやすい数字。
こういったものは避けるべきだ。
最も重要なのはリカバリーフレーズだが、PINコードも自分だけが分かる形で管理する必要がある。
Ledgerデバイスが壊れても、リカバリーフレーズがあれば復元できる
改めて、ハードウェアウォレットで重要なのはデバイスよりもリカバリーフレーズだ。
たとえLedgerデバイスが壊れても、リカバリーフレーズがあれば新しいLedgerデバイスでウォレットを復元できる。
BIP39という規格に対応した他社ハードウェアウォレットで復元できる場合もある。
つまり、デバイスは資産そのものではない。秘密鍵をネットから隔離して取引の確認&署名をするための道具だ。
本当に守るべきはリカバリーフレーズ。
ハードウェアウォレットで自己管理する場合は、デバイスだけでなくリカバリーフレーズを死守することが大事だ。
デバイスをリセットすれば新しいリカバリーフレーズは作れるが、意味なく繰り返すべきではない
Ledgerデバイスをリセットして新しいデバイスとして設定すれば、そのたびに新しいリカバリーフレーズを生成できる。
1つのLedgerデバイスにつき、1つのリカバリーフレーズしか作れないわけではない。
ただし、誤解してはいけない。
新しいリカバリーフレーズを生成するということは、新しいウォレットを作るということだ。
以前のリカバリーフレーズで管理していた資産が、新しいリカバリーフレーズのウォレットへ自動で移るわけではない。
例えば、最初にリカバリーフレーズAを作る。
その後、LedgerデバイスをリセットしてリカバリーフレーズBを作る。
この場合、AとBは別のウォレットである。
Aのウォレットに入っているビットコインは、Bには自動で移らない。
だから、意味なくリセットを繰り返すのは危険だ。どのフレーズにどの資産が入っているのか分からなくなるから。
最初に作ったリカバリーフレーズを厳重に保管し、そのウォレットを長く使う方が現実的だと思う。
Ledger Nano Gen 5の初期設定は慎重さが必要

実際にLedger Nano Gen 5を初期設定して感じたのは、操作は簡単だが慎重さが必要だということ。
画面を見ながら進めれば、初心者でも設定はできる。ただし、ミスをしないように注意しなければならない。
特にリカバリーフレーズの扱いは厳重であるべきだ。ここだけは雑にしてはいけない。
英単語を書き間違えない。
順番を間違えない。
写真で撮らない。
スマホ、PC、クラウドに保存しない。
誰にも見せない。誰にも送らない。
偽サイトに入力しない。
設定中に怪しい画面が出たら進めない。
焦って送金しない。
分からないまま署名しない。
この基本を守ることが大事だ。
リカバリーフレーズは資産を復元・所有できる極秘情報。その管理の厳重さが自分の暗号資産を死守できるかを決定づける。
ここで気を抜いてミスすると取り返しがつかなくなるため、私は緊張感を持って慎重に進めた。
※当サイトは暗号資産の購入を勧めるものではない。暗号資産の購入・送金・保管は、必ず自分で確認して自己責任で行ってほしい







